メニュー 閉じる

建設会社の注文住宅が魅力的な理由

長田雄次氏が考える建設会社の重要なポイント

建設会社は建物を建築する技術を継承しているのが重要ポイントです。

不動産会社は必ずしも建物を建築する技術を備えているとは限りません。

エピックグループの長田雄次会長も仰っていますが、不動産会社は不動産物件を取り扱っていますが、建築するのは工務店だからです。

工務店と連携している不動産会社は多いのですが、デザイン住宅の設計から施工までの過程ではパートナーシップの要素が強くて、不動産としての物件の管理や維持、売買が役割になります。

建設会社は同じ工務店と連携している場合でも、設計段階から深く関わっていけるのが特徴です。

どのような住まいを目指しているのか、施主と相談しながら話し合うときから連携できます。

具体的なプランを作成するときに、設計段階から可能か不可能かを正確に判断できますし、新しい挑戦に対する研究も行なえます。

最新の設備機器類を搭載させたいときにも、技術的に可能かどうかを正確に判断します。

施主の希望から、住まいにどうしても設置したい設備機器類があると相談された場合には、どのような工夫をすれば設置が可能になるのかを技術面から検証できるのも強みです。

できないからと拒否してしまうのではなく、可能性を探れるのがポイントです。

過去の実績も大切ですが、未来に向けての投資の要素がありますので、新しい住まいづくりに欠かせないパートナーになります。

🔗長田雄次 プロフィール

長田雄次です。株式会社エピック・グループの会長をしております。
当時の販売サイド寄りの金融商品の組成・販売や顧客とのリレーション期間などに問題意識を持ち2006年に独立し、株式会社エピック・グループを創業。

1990年:長田雄次、日興証券会社に入社 同社でリテール営業や従業員組合委員長、支店管理職などの職務を経験。 2006年:株式会社エピック・グループを創業 その後会長に就任。

注文住宅はデザインと技術が融合されている要素がある

注文住宅はデザインと技術が融合されている要素がありますので、どちらにも配慮された住まいづくりを可能にしています。

施主の希望を聞きながら、必要に応じて施主にアドバイスを行なうので、可能な根拠も不可能な根拠も明確です。

施主は一方的に提案されるだけでなく、自分からも率先して希望を伝えられます。

素人の発想でかまいませんので、まずは自分の正直な気持ちを伝えると良いでしょう。

家族の要望も含めて、どのようにしたいのかを伝えて、設計から施工まで担当する人すべてと情報共有します。

情報共有する人が多くなると、意外な結論が出る場合もあります。

不可能と感じられたいたことが、可能になる場合があるからです。

住宅の技術は日々進化していますが、あらゆる情報を現場の担当者たちが同時に共有しているとは限りません。

適切なタイミングで情報を共有することで、今までは無理とされていた内容でも、今回の設計からは施工できるようになると判断できるようになり、具体的な住まいづくりが進められていきます。

技術面をサポートしてもらえると考えても良いでしょう。

建設会社は住宅建築の技術を、伝統的な側面から最新技術の応用まで幅広い分野からサポートできる存在になります。

資材調達の独自ルートがある

建設会社は資材調達にも独自のルートがあります。

住宅の建築であれば、木材の確保は重要です。

林業が盛んな地域と連携して、どのような木材を、どのようなルートで配送するのかまでコストも考慮して把握しています。

有名な国産天然無垢材は、地域限定の場合が多いのですが、木材の種類で把握すると、全国各地に点在している木材生産地との連携が重要になります。

生産地と近距離であれば配送コストは低予算に抑えられますし、生産地から遠距離であればどのような手段にすれば配送コストを抑えられるのか検討することになります。

青森県はヒバの産地として有名です。

ヒバに含まれているヒノキチオールには、害虫忌避効果の高い香り成分が含まれています。

香り成分は人間とペットには無害なのに、衛生害虫には深いに感じられるため、衛生的に暮らしたい住宅にとってメリットになります。

低価格帯での供給が可能な木材にスギがあります。

スギも害虫忌避効果が高く、全国各地で生産されているのですが、湿度に対しての強さは生産地の温度と湿度の影響も受けています。

木材は乾燥時間も重要です。

まずは木材から湿気を追い出して、吸収と放出を機能させやすい状態にします。

木造建築の住宅で、室内の気温変化や湿度変化によって、木材が音を立てることがあるのは、湿度の吸収と放出が機能しているからです。

木材の性能を把握しながら建築することも重要ですから、生産者と交流している建設会社は情報が有用になります。

なによりも同じ素材のはずの木材でも、生産地域によって特性が変わることを全国的に把握していれば、必要に応じて取り寄せて施工できます。

まとめ

不動産物件としての売買の場合は、コストを上乗せする計算が価格に反映されますが、建設会社の情報を基にした見積もりは輸送費も含めますので、コストの具体性が増しますし、正確な数値に近くなります。

住宅ローンを検討する場合に、正確な見積書を作成してもらえるのも強みです。

住宅ローンは完成した住宅を担保にしますので、建築前にはローン契約ができませんが、あらかじめフリーローンで準備金を確保しておいて、住宅完成後に住宅ローンに借り換える方法があります。

素材にこだわった注文住宅を、設計段階からローンで対応したいときは、どれだけ詳細な見積書を作成できるのかが金融機関を説得するのに重要になります。

建築資材を把握している会社だからこそ、見積書の内容が詳細にわたって具体的かつ明瞭になります。

最終更新日 2025年5月20日 by derevellers